投稿日:2025.08.24 最終更新日:2025.08.24
食育の夏 夏野菜さんありがとう

夏の給食の定番メニューに「とうがんのカレー汁」があります。
しかし、「冬瓜」という野菜、ふだんはあまりなじみがありません。
きりん組の子どもたちは今年もナスにピーマン、キュウリにトマト、たくさんの夏野菜を苗から育て、水やりや草取りを
頑張って暑い夏を乗り切って大豊作でした。おかげで保育園の全員に恵のおすそ分けができました。
今日は猛暑の中、がんばって実を付けてくれた夏野菜に感謝の気持ちを込めて「プールで野菜クイズ」を行いました。
とうがんを見せて「この野菜は何でしょう?」と聞くと、「すいか?」、「きゅうり?」といろいろな答えがありました。
「とうがんと言います。キュウリやスイカの友達です」「これを切ると、中は何色?」と聞くと、「赤」「白」「黄」「緑」
いろいろな答えがありました。「正解は白です」
「このとうがんは重いかな?軽いかな?」一人ずつ落とさないように両手で抱えて見ました。
「この重いとうがんは水に浮かぶ?沈む?どっちかな?」と聞くと多くの子が「重いから沈む」と答えました。
それでは実験してみようと、キュウリ、ゴーヤ、ナス、にんじん、ジャガイモ、ピーマンと水に入れてみると、
小さなにんじんやジャガイモは沈んで、あとの野菜はプカプカと浮かびました。
子どもたちの頭の中には「?マーク」がいっぱいです。
そしてそおっととうがんを入れると、大きくて重いとうがんは見事にプカプカと浮かびました。答え合わせです。
土の中で育った野菜(にんじん、じゃがいも)は沈みます、
土の上で育った野菜(とうがん、キュウリ、ゴーヤ、ピーマン‥など)は浮かびます。
翌日の給食に出てきたとうがんのカレー汁、半透明のとうがんは口の中に入れると、とろっととけてなくなるほど
柔らかくて美味しいことが分かりました。「夏野菜さんありがとう!」